九州・沖縄|国公立医学部8大学を比較

九州・沖縄地方の医学部受験を、
数字で読み解く

福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の8県すべてに国公立の医学部があります。8大学の配点、二次の比率、実質倍率、合格者の得点率を並べて、志望校選びと勉強の優先順位のヒントをまとめました。

大学別データ

九州・沖縄の国公立医学部 一覧

出典:各大学の公表資料を集計した予備校サイト(松濤舎「医学部受験の定石」)などを参照。数値は2026年度入試の定員・配点と、直近に公表された結果(主に2025年度入試)です。2026年度入試の結果は、公表され次第の更新を予定しています。必ず各大学の最新の学生募集要項でご確認ください。
総合得点率は大学ごとに採点方法や換算が異なるため、大学間の単純比較にはお使いいただけません。

読み解きポイント

数字から見える、九州・沖縄の特徴

二次の比率は、九大・熊本・長崎が約6割、宮崎は約4割

2026年度の配点で二次の比率を見ると、九州大約60%、熊本大約62%、鹿児島大約50%、大分大約52%、琉球大約44%、宮崎大約38%、佐賀大約32%です。長崎大は2025年度の配点で約6割でした(2026年度は掲載の合計が項目の和と合わず、確認が必要です)。佐賀大と宮崎大は共通テストの比重が大きく、九大・熊本大は二次の筆記で差がつきやすい配点です。

合格ラインは「7割台後半〜8割」が目安。ただし配点で見え方が変わる

最低点が公表されている大学の総合得点率は、九州大83.3%(2025)、琉球大79.3%、鹿児島大79.2%、佐賀大77.6%、宮崎大74.9%、大分大74.6%、長崎大74.7%、熊本大71.7%(いずれも2025・前期)でした。二次の配点や難度が違うため、数字の大小だけで難易度は比べられません。自分の得意科目が活きる配点かどうかも確認してください。

後期日程は共通テスト8割台半ば以上が前提

宮崎大の後期は総合の最低が83.7%、鹿児島大の後期は81.6%、琉球大の後期は83.8%でした(2025)。二次が英語・小論文・面接中心で比重が小さいため、共通テストでの高得点がほぼ前提になります。なお、佐賀大は2026年度の掲載に後期の募集が見当たらないため、出願を考える場合は募集要項で確認してください。

面接の配点が大きい大学がある

熊本大は二次800点のうち面接が200点(25%)、琉球大も二次800点のうち面接200点(25%)、大分大は二次550点のうち面接150点(約27%)です(2026年度)。長崎大も2026年度は面接150点と掲載されています。面接を評価する大学を志望する場合は、筆記と並行した面接対策が必要です。

鹿児島大・九大は理科の配点が高い

鹿児島大の前期は二次920点のうち理科が400点(約43%)、大分大は二次550点のうち理科200点(約36%)、九州大は理科250点(二次の約36%)です。理科で得点を稼ぐ戦略が立てやすい大学ですが、苦手な場合は負担も大きくなります。

倍率は年度で大きく動く

熊本大は志願者が366名(2023)→433名(2024)→467名(2025)と増え、実質倍率は4.2倍から4.8倍に上がりました。大分大は志願者が395名(2023)から285名(2025)へ減少し、実質倍率は2.2倍まで下がっています。鹿児島大の前期は3.5倍(2024)から4.2倍(2025)に上がりました。前年の倍率だけで志望校を決めるのは危険です。

受験生タイプ別

得意・不得意から考える志望校の選び方

以下は、上の数字をもとにした一般的な考え方です。実際の志望校選びは、模試の結果と個別の状況に合わせて検討してください。

二次の筆記に自信がある受験生

二次比率が約6割の九州大・熊本大・長崎大(2025年度の配点)が候補です。共通テストで多少取りこぼしても、二次で挽回できる余地があります。ただし、二次で高得点を取る記述力が必要です。

共通テストが安定している受験生

二次の比率が約3〜4割の佐賀大・宮崎大が候補です。共通テストで高得点を安定して取れる場合、二次の負担が相対的に小さい大学です。後期日程を併願する場合も、共通テストの得点力が武器になります。

面接・コミュニケーションに自信がある受験生

熊本大・琉球大(面接200点)、大分大(150点)、鹿児島大(120点)のように、面接の配点が大きい大学は、面接で評価されやすい人に向いています。ただし、面接の評価方法は大学ごとに異なるため、募集要項で確認してください。

理科が得意な受験生

鹿児島大(理科400点)、九州大(理科250点)、大分大(理科200点)は、二次で理科が占める割合が高めです。理科で稼ぐ戦略が取りやすい大学です。

地域で働く意欲が明確な受験生

宮崎大(地域枠A・B・C合計40名)、琉球大(地域枠14名・離島北部枠3名)、大分大(総合型の地域枠13名)など、地域枠を設ける大学が多くあります。卒業後の勤務義務など条件が大学ごとに異なるため、一般選抜と合わせて募集要項を確認してください。

足切り(第1段階選抜)

共通テストの得点で、二次に進めるかが決まる

第1段階選抜は、共通テストの得点で二次試験に進める人数を絞る制度です。志願者が一定の倍数を超えた場合に実施されることが多く、実施の有無や基準は年度ごとに変わります。直近の例を示します。

出典:各大学の公表資料を集計した予備校サイト(松濤舎「医学部受験の定石」)などを参照。数値は2026年度入試の定員・配点と、直近に公表された結果(主に2025年度入試)です。2026年度入試の結果は、公表され次第の更新を予定しています。必ず各大学の最新の学生募集要項でご確認ください。

塾・予備校の選び方

タイプ別の強みと、確認したい点

特定の塾名は挙げず、一般的なタイプごとに整理しました。MedWolfの強みと注意点も、同じ基準で載せています。

MedWolfが合っている方

志望校から逆算した計画を一緒に作ってほしい方。国公立医学部に合格した現役医大生の勉強法・受験経験を直接聞きたい方。通塾が難しい地域にお住まいの方。わからない問題を365日質問したい方。

別の選択肢が合っている方

同じ志望校の仲間と同じ教室で競い合う環境が必要な方。対面でないと学習が続かない方。面接・小論文など個別の対策を中心に探している方は、体験授業・説明会で対応範囲をご確認のうえ、他の塾と併用するかご検討ください。

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よくある質問

九州・沖縄の医学部受験 Q&A

九州・沖縄で二次試験の比重が大きい国公立医学部はどこですか?

2026年度の配点では、熊本大学(約62%)と九州大学(約60%)が二次の比率が高めです。長崎大学も2025年度の配点では約6割でした。一方、佐賀大学(約32%)と宮崎大学(前期約38%)は共通テストの比重が大きい大学です。

後期日程でも受験できますか?

宮崎大学(15名)、鹿児島大学(19名)、琉球大学(23名)は、2026年度に後期日程の募集があります。いずれも共通テストの比重が大きく、2025年度の合格者の総合得点率は最低でも8割台前半〜半ばでした。佐賀大学は2026年度の掲載に後期が見当たらないため、募集要項で確認してください。

地域枠や推薦で受験できる大学はありますか?

宮崎大学(学校推薦型選抜Ⅱ・地域枠A・B・C)、琉球大学(地域枠・離島北部枠)、鹿児島大学(学校推薦型選抜Ⅱ・20名)、大分大学(総合型選抜・一般22名、地域枠13名)などがあります。出願条件や卒業後の勤務に関する条件は大学ごとに異なるため、必ず募集要項でご確認ください。

オンラインの指導で医学部対策はできますか?

MedWolfは現役医大生がオンラインで個別に指導し、志望校から逆算した学習計画を一緒に作ります。離島や遠方でも移動時間なしで受講できます。対応範囲は、無料体験授業・説明会でご確認いただけます。

都道府県別

九州・沖縄の各県ページ

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