北海道地方の医学部受験を、
数字で読み解く
北海道には、北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学の3つの国公立医学部があります。3大学の配点、二次の比率、実質倍率、合格者の得点率を並べて、志望校選びと勉強の優先順位のヒントをまとめました。

北海道の国公立医学部 一覧
| 大学 | 募集人員 (2026・一般選抜) | 配点 共通+二次 | 二次の比率 | 実質倍率 (直近の公表値) | 合格者の得点率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 前期85・総合型5 | 315+525 | 約63% | 2.5倍(2026) | 総合 平均85.0%・最低81.4%(2026) |
| 札幌医科大学 | 前期 一般20・卒後研修枠55 | 750+800 | 約52% | 2.2倍(2026) | 総合 平均74.9%・最低68.7%(2026) |
| 旭川医科大学 | 前期48(2026) | 570+350 | 約38% | 2.9倍(2025) | 総合 平均72.6%・最低67.6%(2025) |
出典:各大学の公表資料を集計した予備校サイト(松濤舎「医学部受験の定石」)などを参照。数値は2026年度入試の定員・配点と、直近に公表された結果です(北海道大・札幌医科大は2026年度入試、旭川医科大は2025年度入試)。必ず各大学の最新の学生募集要項でご確認ください。
総合得点率は大学ごとに採点方法や換算が異なるため、大学間の単純比較にはお使いいただけません。
数字から見える、北海道の特徴
二次の比率は、北海道大が約6割で最も二次重視
2026年度の配点で二次の比率を見ると、北海道大学が約63%(共通315点・二次525点)、札幌医科大学が約52%(共通750点・二次800点)、旭川医科大学が約38%(共通570点・二次350点)です。北海道大学は共通テストを圧縮して二次で差をつける設計で、旭川医科大学は共通テストの比重が6割を超えます。
合格ラインは、北海道大が8割強、札幌医科・旭川医科は7割前後
合格者の総合得点率は、北海道大学が平均85.0%・最低81.4%(2026)、札幌医科大学が平均74.9%・最低68.7%(2026)、旭川医科大学が平均72.6%・最低67.6%(2025)でした。札幌医科・旭川医科は、面接や二次の得点の取り方で合否が動く幅が大きく、数字だけで難易度を比べるのは危険です。
札幌医科大学は、配点が大きく変わった
札幌医科大学の前期は、2024年度までは共通テスト700点・二次700点でしたが、2025年度から共通テスト750点・二次800点になり、面接は200点(2024年度は100点)に拡大しました。二次の理科は2科目で200点です。面接の比重が大きいため、過去の合格最低点を見る際は配点の違いに注意してください。
札幌医科大学の「一般枠」は20名、卒後研修枠が55名
札幌医科大学の前期(2026年度)は、一般枠20名と、札医大卒後研修枠55名に分かれています。卒後研修枠には、卒業後に大学が指定する研修・勤務に関する条件があります。募集要項で、枠ごとの出願資格と条件を必ず確認してください。
倍率は年度で大きく動く
北海道大学の前期は、実質倍率が3.1倍(2023〜2025)から2.5倍(2026)へ下がりました。札幌医科大学の実質倍率は4.3倍(2023)→3.5倍(2024)→3.3倍(2025)→2.2倍(2026)と下がり続けています。旭川医科大学の前期は3.8倍(2024)から2.9倍(2025)でした。前年の倍率だけで志望校を決めるのは危険です。
旭川医科大学は、理科の配点が大きく、2026年度から後期の定員表に記載がない
旭川医科大学の前期(2026年度)は、共通テストの理科が200点と最大配点で、二次は英語・数学が各150点、面接が50点です。2025年度は後期(8名)がありましたが、2026年度の定員表には後期の記載がありません。後期の有無は、必ず最新の募集要項で確認してください。
得意・不得意から考える志望校の選び方
以下は、上の数字をもとにした一般的な考え方です。実際の志望校選びは、模試の結果と個別の状況に合わせて検討してください。
二次の記述力に自信がある受験生
二次の比率が最も高い北海道大学が最有力です。英語・数学・理科が各150点と均等で、総合力が問われます。合格者の共通テスト平均は87〜89%と高いため、共通テストの土台も欠かせません。
共通テストが安定している受験生
共通テストの比重が6割を超える旭川医科大学が候補です。共通テストの理科が200点と大きく、理科で稼げる人に向きます。合格者の共通テスト平均は79%台でした(2025)。
面接・人物評価に力を入れたい受験生
札幌医科大学は面接が200点(二次の4分の1)と、国公立医学部の中でも比重が高い設計です。面接対策を早くから始められるかが差になります。
地域で働く意欲が明確な受験生
札幌医科大学(卒後研修枠・道民枠・特別枠)、旭川医科大学(北海道特別選抜40名・道北・道東特別選抜7名)など、道内での勤務を前提にした枠が多くあります。勤務義務の内容は枠ごとに異なるため、募集要項で確認してください。
理科が得意な受験生
旭川医科大学は共通テストの理科が200点、札幌医科大学は共通テストの理科が200点・二次の理科が200点(2科目)と、理科の配点が大きい大学です。理科で得点を稼ぐ戦略が取りやすい構成です。
共通テストの得点で、二次に進めるかが決まる
第1段階選抜は、共通テストの得点で二次試験に進める人数を絞る制度です。北海道大学・札幌医科大学の前期は、直近2年は志願者の大半が二次に進んでいます。一方、旭川医科大学は後期で大きく絞っていました。実施の有無や基準は年度ごとに変わります。
| 大学(日程) | 志願者 | 第1段階選抜の合格者 |
|---|---|---|
| 北海道大学(前期・2026) | 229名 | 229名 |
| 札幌医科大学(前期・2025) | 299名 | 295名 |
| 旭川医科大学(前期・2024) | 225名 | 201名 |
| 旭川医科大学(後期・2025) | 232名 | 122名 |
出典:各大学の公表資料を集計した予備校サイト(松濤舎「医学部受験の定石」)などを参照。数値は2026年度入試の定員・配点と、直近に公表された結果です(北海道大・札幌医科大は2026年度入試、旭川医科大は2025年度入試)。必ず各大学の最新の学生募集要項でご確認ください。
タイプ別の強みと、確認したい点
特定の塾名は挙げず、一般的なタイプごとに整理しました。MedWolfの強みと注意点も、同じ基準で載せています。
| 塾のタイプ | 強み | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 大手予備校(集団授業) | 模試や進路情報が豊富で、同じ目標の仲間がいる。 | 授業の進度は全体に合わせて進むため、自分の弱点に合わせた調整は自分で行う必要がある。通える校舎があるかも確認が必要。 |
| 地元の学習塾 | 地元の高校の定期テストや学校事情に詳しく、通いやすい。 | 医学部受験の指導経験は、塾によって差が大きい。 |
| 医学部専門予備校(個別・少人数) | 志望校別の個別カリキュラムや面接・小論文まで対応しやすい。 | 一般に費用負担が大きくなりやすい。校舎が都市部に集中している場合が多い。 |
| 個別指導塾 | 苦手分野を自分のペースで補える。 | 担当講師の志望校対策の経験によって、質に差が出る。 |
| 映像授業・通信教材 | 時間と場所を選ばず、費用を抑えやすい。 | 学習計画の管理や質問は自分で行う必要がある。 |
| MedWolf(現役医大生・オンライン) | 国公立医学部の現役医大生が、志望校から逆算した計画を一緒に作る。オンラインなので全国どこからでも受講でき、365日の質問対応がある。 | 対面の自習室や集団授業の競争環境はない。面接・小論文など個別の対策が必要な場合は、体験授業・説明会で対応範囲を確認してほしい。 |
MedWolfが合っている方
志望校から逆算した計画を一緒に作ってほしい方。国公立医学部に合格した現役医大生の勉強法・受験経験を直接聞きたい方。通塾が難しい地域にお住まいの方。わからない問題を365日質問したい方。
別の選択肢が合っている方
同じ志望校の仲間と同じ教室で競い合う環境が必要な方。対面でないと学習が続かない方。面接・小論文など個別の対策を中心に探している方は、体験授業・説明会で対応範囲をご確認のうえ、他の塾と併用するかご検討ください。
北海道の医学部受験 Q&A
北海道で二次試験の比重が最も高い国公立医学部はどこですか?
2026年度の配点では、北海道大学(約63%)が最も二次の比率が高く、次いで札幌医科大学(約52%)、旭川医科大学(約38%)の順です。旭川医科大学は共通テストの比重が6割を超えます。
札幌医科大学の「卒後研修枠」とは何ですか?
札幌医科大学の前期(2026年度)は、一般枠20名と、札医大卒後研修枠55名に分かれています。卒後研修枠には、卒業後の研修・勤務に関する条件があります。出願資格と条件は募集要項で必ず確認してください。
札幌医科大学の配点は変わりましたか?
札幌医科大学の前期は、2024年度までは共通テスト700点・二次700点でしたが、2025年度以降は共通テスト750点・二次800点です。面接は100点から200点へ拡大しています。過去の合格最低点は配点の違いに注意して参照してください。
オンラインの指導で医学部対策はできますか?
MedWolfは現役医大生がオンラインで個別に指導し、志望校から逆算した学習計画を一緒に作ります。広い北海道でも、通塾の時間や距離を気にせず受講できます。対応範囲は、無料体験授業・説明会でご確認いただけます。
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